簡単にできる検査【音叉】

第4弾。音叉について記録を残します。
音叉は問い合わせがあったことはありますが販売したことがありません。
どんな検査なのか。。
音叉は骨折の有無を判断する指標に用いる。
骨損傷を疑う骨の体表面上に音叉を密着させ、患者さんの反応(感じ方)をみます。
骨折(不全骨折を含む)の存在ある場合は、音叉による振動が体表面を通して骨へと伝わり、患者さんは重くて響くような痛みを感じます。音叉を密着させる部位は必ずしも骨折部直上の体表面である必要はなく、音叉を密着させる部位が骨折部に近づけば近づくほど、患者さんが感じる響く痛みはより明確なものとなります。骨折部位の直上では、患者さんは身体をのけぞらせるほどの痛みを訴えます。
X線検査において確認されづらい骨折でさえ、その存在を示唆してくれる。
また、聴力障害の鑑別に用いられたり、四肢に当てて振動覚の評価にも用いられています。
振動覚について調べてみます。
目的は深部感覚の異常の有無や位置、程度を把握する事です。
手順は
1・内果もしくは外果付近にある骨の突出部に振動させた音叉を当てる。
2・振動が停止した時点で合図をしてもらう。
3・合図をしてもらった時点で、検者の手背もしくは内果付近にある骨の突出部に当て、振動の有無を確認する。
何を診るのか?
振動を感じる検者との時間差の有無です。
んーーー。ちょっと難しいですね。
検査ではありませんが音叉を調べていると音叉療法なるものもあるようです。
検査ではないのでこれ以上は調べませんが興味ある方は調べてみると新しい気付きがあるかもしれませんよ。