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圧迫療法について2

続けてお伝えしていきます。

圧迫療法について必要だと思いますので「浮腫」についておさらいしていきます。

浮腫の主な原因は、静脈やリンパ系の機能不全や閉塞、毛細血管の透過性の亢進、ナトリウムや水の増加による血漿量の増加です。

静脈やリンパ系の循環不全による機能障害は圧迫により軽減します。

浮腫は運動・外傷・手術・熱症後にみられ感染に併発し、この現象に関連する急性炎症に伴う毛細血管やリンパ管の透過性亢進により起こります。

毛細管の透過性亢進により毛細管からでる体液が増加して外傷や感染部位に体液が貯留する。

飛行機(エコノミークラス症候群)は長時間の座位姿勢と外気圧の減少により浮腫の原因となります。

浮腫による制限は

関節可動域制限・機能制限・疼痛などがあります。

リンパ浮腫の場合はタンパク質濃度が高く、コラーゲンの貯留もあり、皮下組織の繊維化や皮膚硬化になります。結果、外観も損なってしまう。